ロンドン駐妻のゆるーい留学ブログ

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ロンドンで主婦として夫と暮らしつつ、大学生活にゆるりと挑戦。大学での勉強のこと、イギリス国内やヨーロッパ旅行のこと、ロンドンでの日常を綴っていきます。

ジョージア旅行記・完 ホームステイとトビリシ市街のこと。

こんにちは。ロンドンでゆるりと大学留学中の駐妻minazoです。

ついにジョージア旅行記も完結させたいと思います。(ようやく次回から本題の大学留学のことを!)

ありがとう、友人家族

ロンドンに住んでいるとよく聞く話。

「ロンドンで知り合った子のお家に遊びに行ったら、めちゃくちゃ豪邸に住むお金持ちだった。」

ちなみにイギリス人のお友達ではなく、外国から留学に来ている子です。特に中国、台湾、東南アジア、東欧からの留学生は富裕層率高い気がします。日本や韓国、近隣のヨーロッパ(フランス、イタリア)の子は私と同じく「一般人」が多数派なものの、ちょくちょく貴族がいます。

前置きが長くなりましたが、ジョージアのお友達も富裕層でしたという話。

お家に着くと、高い壁に囲まれた豪邸。しばらく庭を運転して車を停めに行く広大さ。ご近所さんは大国の外交官とか、自国の政治家だとか。

 

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さすがに人のお家をのせるのは・・ということでネコちゃん

一体ご両親は何をされているのかと思ったら、お父様は「ふらふらと会社を周って、ワインをご馳走になる」のが仕事とのこと。笑 まあ、なんとそんなお仕事があったなんて知らなかったです。(ご自身で経営されている会社とのことなので、もちろんそれまでに努力されていたのは理解しています。笑)

そんなフレキシブルなワークスタイルのおかげか(?)、お父様も私の滞在を全力でサポートしてくださいました。友人と喧嘩している?!と思ったら、「その教会じゃなくてこっちに行った方がいい!」など観光プランを力説してくれていたらしい。優しいお父様。

ちなみにお父様は日本に来たことがあるそう。ジョージアがソ連の一部だった時代、船に乗って日本まで行くツアーが流行していたらしいのです。ちなみに目的は家電!秋葉原だけ行って家電を買い漁った。他の記憶はない。とのこと。笑

そしてお母様は専業主婦のまさにマダム、という感じ。すごく穏やかで優しい。日中はネコと遊んだり、亀をお散歩させて過ごしているそう。

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亀のお散歩はめちゃくちゃ時間かかります笑

そんな素敵なご家族。少し離れたところに暮らすお兄さん夫妻もちょくちょく実家に来てくれて毎日とても賑やかでした。お昼と夜は観光して外で食べたので、毎回朝食を皆さんと。

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ハウスメイドさんが朝から色々作って下さる・・


 

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みんな朝からたくさん食べる!

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毎日出てきたジョージアチーズ

 

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焼いても美味しいチーズ

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これも美味しかったロールキャベツみたいな

レストランのジョージア料理とはまた違う家庭料理。どれも美味しい。特にジョージアチーズは私が好きなハルミチーズに似ていて、焼いても溶けない、さっぱりで歯ごたえもあってかまぼこ感覚でずっと食べられます。笑

アラブ料理のフムスに似ているペーストやチーズ、ソーセージなど、パンと合うものがたくさんあって、ついついパンも食べてしまう。毎朝大量に食べていました。

そんなとても楽しい朝食がホームステイ一番の思い出です。

帰国する時には、ワイン、紅茶、蜂蜜、、とキャリーバッグが破裂するのでは?というほどたくさんのお土産も頂いて、ご家族の皆さんには感謝しかないです。



トビリシ市街は・・・一言で言い表せない

当たり前ですかね、東京だって新大久保と銀座は全然違いますもんね。

無理やりまとめると、主にヨーロッパっぽい街並できれいな街でした。でも一本道を入るとコンクリート舗装されていない道が出てきたり。そしてチェーン店が入っているようなビルのすぐ下に遺跡がむき出しだったり。あと私は行かなかった(友達が見せなかった?)のですが、ネットの旅行記を見ると東南アジアのようなごみごみしたエリアもあるみたいですね。

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ここらへんはヨーロッパっぽい

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車からの風景も主にはヨーロッパ

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友達曰くドイツの影響を受けた建築らしい

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ジブリっぽい

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どういうシーン?



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突然の遺跡!




旅行記・完

ジョージア旅行の思い出を長々と綴ってまいりました。私は人から旅行の話を聞くのが好きなので、自分もついあれこれと。留学にこじつけると、、ロンドンで大学留学したらこんな縁もあり、思ってもみない体験ができるかもしれません。

ちなみに、ちょっとしたトラブルもあり強くもなれました。

すべてジョージア国内ではない空港系。ロンドンの空港でチェックインの時。

日本パスポートがあればジョージアはビザなしで入れるんですね。でも「ロンドンの空港から日本パスポートでジョージア入国」というケースが前代未聞だ、とかで「ビザ必要です。無いなら出国できません。」と言われ。顔面蒼白。え、行けないの?そして実はジョージア航空はめちゃくちゃ深夜便しかない。出国できなかったとしたら、空港泊?い、嫌だ!

諦めず「いや絶対行けるはず。お願い。調べて。お願い。」と言い続け、大人数のスタッフ登場の末、どうにか出国。

続いて出国審査ではホッカイロを危険物とみなされ、初の身体検査部屋行き。検査官も優しかったし嫌な思いはしなかったのですが、誤解されてこじれたらまずい・・!と必死に英語でホッカイロの紹介をしました。笑 ここもどうにかクリアし出国審査も済ませましたが、もう呪われているんじゃないかと。

ちなみに深夜にロンドンからジョージアへ行く人なんていなかったようで、飛行機に乗客が数人。これも初の経験ですが、離陸時間が早まる。笑 離陸遅延は嫌というほど味わっていますが、早まるとは。

そんなこんなで、トラブルも経験したことで確実にメンタル強くなりました。トラブルがあった方が忘れませんしね。

総じて最高だった!といえるジョージア旅行。

私の気持ちを表しているのでは?と思えるジョージアの彫刻作品で終わります。

 

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ぜひ拡大してみてくださいね