20年メモリアルイヤー・ダイアナ妃ファッション展示
こんにちは。ゆるりとロンドン留学中の駐妻minazoです。
前回の、ケンジントン宮殿見学の続き、同じくケンジントン宮殿内で見られるダイアナ妃のファッションストーリーの展示について書こうと思います。
20代から30代、ダイアナ妃が着用した衣装
20代のプリンセス感全開の華やかなドレスから、30代の大人なドレス・スーツ衣装へと、時代の流れも感じつつ見ることが出来ました。
ちなみに、ダイアナ妃は若いころはファッションにはあまり興味がなく、友人に洋服を借りるくらいだったそうです。チャールズ皇太子との婚約後、衣装を集め、着こなし、ファッションアイコンとなったそう。
これは初めてダイアナ妃が王室のプリンセスとしてオフィシャルな写真を撮った時の衣装。(元)夫のチャールズ皇太子の式典用の衣装と並んでも目立つような衣装を探されたのだとか。
チャールズ皇太子との婚約前に着用されたドレス。
この白い衣装は、インドのサリーから着想を得て作られたらしい。このドレスを来てブラジルを訪問され、エイズ患者の方々と交流されたそう。病気への偏見をなくす目的で、患者と握手をするときあえて手袋を外されたのだとか。
日本訪問の際に、桜をイメージして着用されたピンクのドレス。
ファッションより、チャリティーの仕事に重点を置いたという衣装。子供に関するチャリティーイベントの際は、明るい洋服を身につけるようにされたそうです。
英国王室で過ごしている期間は、王室のしきたりに従ってイギリスブランドの洋服のみ着用していたダイアナ妃でしたが、チャールズ皇太子との離婚後は、イタリアブランド・ベルサーチのドレスを着ることもあったというストーリー。
ストーリーが詰まったファッション
エキシビジョンのタイトル通り、各衣装それぞれにストーリーがあり、ダイアナ妃が過ごした時間や人間性を、少しですが学ぶことができました。
冬休み中で英語に触れる時間が格段に減ってしまった危機感から、ダイアナ妃のドキュメンタリー動画を細々見たりしているのですが、
バッサリ髪を切ったタイミングで、「夫の不倫に苦悩して精神を病んでしまったプリンセス」から、「社会貢献やチャリティーに意欲的に取り組む強い女性」に変わった、というエピソードもファッションと紐づいているなと感じました。
没後20年の2017年、そして2018年は、、
2017年はダイアナ妃没後20年という記念の年でした。
命日だった夏にはケンジントン宮殿はダイアナ妃追悼一色、たくさんのお花とメッセージ、祈りに来る人々、報道陣など、ダイアナ妃人気を目の当たりにしました。
ニュースでは、ケンジントン宮殿のあたりに、ダイアナ妃の像を作ることも検討されていると報道されていました。
メモリアルイヤーということで、特に盛り上がっていた2017年に続き、2018年もダイアナ妃人気が続いていきそうな予感です。
ということで、今回はケンジントン宮殿でのダイアナ妃ファッションストーリーの展示を見てきたお話でした。
おわり。