ロンドン駐妻のゆるーい留学ブログ

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ロンドンで主婦として夫と暮らしつつ、大学生活にゆるりと挑戦。大学での勉強のこと、イギリス国内やヨーロッパ旅行のこと、ロンドンでの日常を綴っていきます。

初めての旧ソ連国へ!コーカサス地方ジョージア(グルジア)の1人旅

こんにちは。ロンドンでゆるりと大学留学中の駐妻minazoです。

さて、ジョージアへ行ってきました。ジョージア。アメリカのジョージア州ではないですよ。ロシアの下、トルコの上、にある旧ソ連国です。少し前まで日本での正式名称がグルジアだったので、グルジアの方が聞き覚えがあるかもしれません。

クリスマス、年越しと過ごしてきた大学生活の合間の冬休み。最後の一大イベントでした。

今までの人生歴代の旅の中でもかなり思い出深くて、貴重な体験ができたので、ジョージア旅行編は何回かに分けて書いていきたいと思います。

ということで、今回のブログ記事はジョージア旅行編イントロダクションとして、行くことになった経緯や帰国直後の今の心境を書きます。

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迷った末1枚選んだジョージアのお気に入り風景~

ジョージア旅行のきっかけ

必ず聞かれる質問、、「なんでジョージアに行くことにしたの?」の答えは、「大学のジョージア人クラスメイトがおいでと言ってくれたから」です。

ほとんどの日本人がそうだと思うのですが、私もクラスメイトに会うまで、ジョージアという国のことをちゃんと認識していませんでした。その友達からジョージアの話をたくさん聞いたり、ネットで日本人の旅行ブログを見つけたりするうちに、行ってみたいと思うようになりました。

あとは、コーカサス地方・旧ソ連国という響きから、大好きな漫画「乙嫁語り」の世界(ちょっと場所は違うけど、、)を見られるかもという期待もありました。

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そして、ゆるい留学ブログではおなじみ、老人並みの体力しかない夫は、そもそも旅行がとても苦手で、「できれば勝手にどこか行ってきてくれ」というスタンスで、快く賛成してくれたこともあり、行ってみることにしました。

迷い、葛藤、そして決意!

行くと決めてからの葛藤についても書きます。

ジョージアが数年前まで日本ではグルジアと呼ばれていたことが分かり、思い浮かんだ言葉。それは、、

「グルジア侵攻」!!!!!

ロシアが攻めてきた、、?しかも割と最近だったような、、?紛争地帯?

という、最初は少し危険な国という印象でした。

友達の話を聞く限り、首都トビリシは平和そうで、ネットで見ても日本人もけっこう訪れている模様。素晴らしい国だと絶賛されていて、危険な目に遭ったという情報はそんなに見つからないので大丈夫だろう、とフライトも予約しました。

しかし、行く直前に見つけてしまった外務省ウェブページ

カッ、、カラフル!

海外の危険情報のとらえ方は、かなり人によりますよね。

ヨーロッパだってテロが頻繁に起きているし、気にし過ぎたら旅行できない。という意見もあれば、外務省の注意喚起に従わないなんて無責任すぎる。という意見。どちらもあると思います。

特に私は駐在員の家族として来ているわけで、何かあったら夫や会社に迷惑をかけてしまうと思うと、直前だったもののキャンセルしようかと本気で考えました。

しかし、クラスメイトの説得(空港の到着ゲートから出国ゲートまでずっと一緒にいるし、本当に平和な国だから信じてほしい。と何度も言ってくれました。。)もあり、20代最後の冒険ということで再度決意したのでした。

 帰国直後の心境

こうして無事にロンドンに帰国できたところで、正直な心境を3つ。

1.ジョージア人クラスメイトへの感謝

約束してくれた通り、空港についたときから出国まで、本当にずっと一緒に居てくれて、とてつもない歓迎をしてくれたお友達への感謝が尽きません。(1人旅というタイトルにしたけど違いますね笑)

お家に泊めてくれて、車でたくさんの場所に連れて行ってくれて、さらにジョージアの習慣だから、とすべての費用を負担してくれて、一切お金を受け取ってくれませんでした。私が払ったのはチケット代とお土産代だけ。。

ご家族や友達のさらに友達も含めて、こんなに人に親切にされることはもうないと思うほど、ちやほやされ尽くしました。出会った人たちのこと、ホームステイのこともまたブログ記事に書きたいと思います。

2.これで最後にしようという決意

お友達のおかげで本当に楽しかったジョージア旅行。無事に帰ってきたからそう言えますが、行く前の不安は忘れられません。笑

過ごしていて危険と感じたことは全くなかったのですが、これまた何もなかったから言えること。ブログに書いていて改めて、無責任だったと反省もしております。。もういい歳なので、これからは安全な場所へ旅行していきたいと思います。

 20代最後でありつつ、人生最後の冒険ということにします。

3.人生の不思議への感動

ジョージアの景色を見たり、ジョージアの人々と出会う度に、不思議な気持ちになりました。1年ほど前までは東京で平凡な会社員だった私が、コーカサス地方にいる、と思うだけで感動だったのです。

正直、他の国への旅行は少し違った人生でもありえたかもしれません。

例えば、独身のまま女友達とパリ旅行。例えば、他の人と結婚して北欧旅行。

でも、ジョージアだけは、99.9%行くことがなかったと言えます。

あの会社に就職して、あのプロジェクトに参加して、夫と出会って、夫が転勤になって、結婚して、渡英して、大学に行くことを選んで、ジョージア人と同じクラスになって、、、。

人生とはそういうもの、と言ってしまえばそれまでかもしれませんが、とにかく今はその感動の気持ちでいっぱいです。貴重な経験のチャンスをくれた夫へも感謝です。(←とってつけたようですが、言っておきます。笑)

ジョージアの思い出に浸りつつ、冬休みの終わり

ジョージア旅行が終わったところで、冬休みも終わりました。

学校生活を再スタートしつつ、これからジョージア旅行の思い出をコツコツ書いていきたいと思います。

 

おわり