コーカサス地方ジョージアで見つけた「乙嫁語り」らしさ
こんにちは。ロンドンでゆるりと大学留学中の駐妻minazoです。
乙嫁語りという漫画をご存知でしょうか。
実は私漫画が大好きなのですがその中でも特に好きな、乙嫁語り。数年前に何かの賞も受賞されてけっこう有名な作品ですよね。作者さんが中央アジアやコーカサス地方の文化が大好きだそうで、それが伝わってくる細かい画!特に織物や衣装の模様の描写がすごいんですよ。
一番乙嫁語りの世界観に近いのは、カスピ海を挟んだ中央アジアの国々のようですが、たしか舞台を特定の国に絞らない架空の国という設定だったはず。ジョージアにも乙嫁語りっぽさの片鱗を見たので、今回はそれを書きます。
ジョージアの昔の暮らしが残されている歴史村という場所へ連れて行ってもらいました。
最後の写真は結婚式の時に着る衣装。男性の服には銃弾を入れるところがあるけれど、装飾でもあるらしい。民俗資料館的なところってあまり行かないけれど、乙嫁語りっぽさ探し!と思ったらとても楽しめました。美しい絨毯や衣装・・これは乙嫁語りの作者さんが魅了されたのも分かる。
それにしてもこの歴史村に来た日本人って私が最初で最後なんじゃ・・・と思う。もし行った人がいたらお会いしたい。笑
他にも昔の暮らしを再現している展示が色々。
ちなみにジョージアは世界で一番初めにワインを作ったと言われているらしい。(ジョージア人も言っていたし、世界ふしぎ発見!でもやっていました。)めちゃくちゃ大きい甕を地面に埋めてそこでワインを熟成させていたらしい。そんな展示もありました。
次は街で見つけたシリーズ。
ペルシャ絨毯やカウチン柄っぽさもありつつ、やっぱり乙嫁語りなんですよね!わくわく。
このたくさんぶら下がっているのはお菓子。
乙嫁語りには全く出てきていませんが、絨毯がたくさん並んでいる通りにあって歴史的な感じがしたので撮っておいた風景。
ブドウの果汁を固めたもので、ナッツ入りなど種類が豊富。「道で売っているのは観光客向けに着色料を使っているからうちでオーガニックのやつを食べよう」ということで、、お家でいただいたもの。
干し柿みたいな、グミみたいな感じで延々食べ続けられる系。でも意外とお腹に溜まる。
最後はお土産屋さんにて。
今回は完全に自己満足な内容でした。ちなみにジョージア人の友達ですら「日本でこういう漫画があってね!ジョージアの文化って中央アジアとも共通点あるよね!」と前のめりになる私に「ああ。まあ。あるかもね。」くらいの反応でした。笑
でもいいのです。恐らく中央アジアの国に行く機会はおそらくない人生なので、ジョージアで乙嫁語りの世界観に触れられて満足なのです。
振り返ってみて、乙嫁語りを紙の本で買い集めて読み直したい気持ちが・・・。
おわり。