ついに王子夫妻の住まい・ケンジントン宮殿へ
こんにちは。ゆるりとロンドン留学中の駐妻minazoです。
よくあることですが、近い場所ほど「いつでも行ける」と思ってしまい先延ばしにしてしまいますよね。渡英から1年が過ぎ、ようやくケンジントン宮殿の中に入ってきました。
ケンジントン宮殿は、ハイドパークの中にある宮殿で、宮殿というからには王室の方、ウィリアム王子とキャサリン妃が暮らしているんですよ。
外から見ると分かりづらいのですが(だから私も1年も先延ばしにしていたのかも)、内部が想像以上に華やかで感動。バッキンガム宮殿もいいですが、ケンジントン宮殿ももっと有名になってもいいのにというくらい。
ちなみにバッキンガム宮殿はエリザベス女王が避暑地に行かれて不在の夏季期間のみ公開されています。しかし、激混み。写真撮影も不可。た、、たしかに豪華さはバッキンガム宮殿にちょっと劣ります、がケンジントン宮殿は、基本的にはいつでも入れますし、写真も撮れます。ということで、ケンジントンびいきのminazoです。
歴史人物ごとの展示
まず、絶賛しておいてとても言いづらいのですが、今回マップをもらい忘れてしまい、見学中の情報がとても曖昧でした。(!)
帰り際に発見したマップはなんと日本語版もあり、とても分かりやすい!ぜひこれを入口でゲットすることをおすすめします。笑
さて、マップを見ると一目瞭然ですが笑、宮殿内はこの宮殿に住んでいた人物ごとに部屋が分かれています。
ジョージ2世、メアリ2世、ビクトリア女王、そしてエキシビジョンのダイアナ妃です。ダイアナ妃はまた別のブログ記事に書くとして、常設エリアの写真たちです。
恐らくここが、有名なキングスギャラリー。たくさんの絵画が飾ってありました。
キングスギャラリーのこの風時計のすぐ横にあった説明文を一生懸命読んだのですが、なんと難しいのでしょう。笑
単語も難しいし、もはや主語・述語がどこか分からないこと多々あり。
せっかくなので少し説明。minazoの理解(かなり怪しい)によると、このキング(ジョージ2世)とお后様は、自身のルーツはドイツ系にもかかわらず、「イギリス王室らしさ」を熱心にアピールしていたのだとか。イギリスの芸術を支援して、絵画や調度品を集めていた。
そして、お后様がヘルニアで亡くなった(?!)頃、このケンジントン宮殿の煌びやかな最盛期は終わってしまった。ジョージ2世は周りに反対されながらも、そのコレクションを自分の死後そのままにしてくれと主張して、今でもお后様の暖炉の中にあった木材ですら誰も触れていない。
ということで、ボリューム、豪華さ、ともにジョージ2世のコーナーがかなり充実していていました。
メアリ2世のエリアでは、イギリスの豪邸にほぼ必ずあるオランダを通じて輸入したという日本の調度品を数枚撮っていた程度でした。
そして、驚愕の事実。私恐らくビクトリア女王のコーナーに行っていない?
驚愕すぎますので、別の日に夫にも見せてあげるためにもう一度行きたいと思います。ダイアナ妃のエキシビジョンの次の新しい展示が始まった頃にでも。
それまでに、もう少しこの建物で暮らした人物の歴史についても学んでおきたいです。
お気に入りの場所となったケンジントン宮殿
というわけで、今回はケンジントン宮殿へのおでかけの思い出でした。
ハイドパークの自然も感じられて、そこまで混雑していない、ということでお気に入りだったケンジントン宮殿エリアでしたが、ようやく中も見てさらに好きな場所になりました。
次回は同じケンジントン宮殿内で見たダイアナ妃のファッションについてのエキシビジョンのブログを書きたいと思います。
おわり。
クリスマスのテイトブリテンと印象派エキシビジョン
こんにちは。ゆるりとロンドン留学中の駐妻minazoです。
今回はクリスマスな外観になっているテイトブリテンへ、印象派のエキシビジョンを見に行ってきた思い出について書きます。
ゆるいロンドン留学ブログお馴染み(?)、アートにめちゃくちゃ詳しい中国人クラスメイトとのおでかけです。
驚きのデコレーション・テイトブリテン
こちらがクリスマスバージョンのテイトブリテンです!
えっ。
私は最初これを見た時、なかなか衝撃を受けました。
歴史的な石造りな建物に、、雪だるま?星とかハートとか、かなりポップ。そして屋根の上の戦士の彫刻、雪の結晶を盾のように持たされているが。笑 これは、これでいいのだろうか。いいのでしょう。何かメッセージ性があるのかもしれません。
印象派エキシビジョン
テイトブリテンでは、現在印象派作品を集めたエキシビジョンが開催されています。その名も「IMPRESSIONISTS IN LONDON」。
日本語でどう言ったらいいか迷います、、「ロンドンで過ごした印象派画家たち」でしょうか。
”IN LONDON”ですが、「ロンドンの印象派画家たち」だとちょっと違うような。というのも、今回のエキシビジョンは「19世紀の普仏戦争によって、迫害されたり、芸術活動が難しくなったりして、ロンドンへ亡命したフランス人画家たちの作品」がテーマ。
なので、副題も「FRENCH ARTISTS IN EXILE」なのでした。
そして、エキシビジョンの悲しいポイント。写真不可。
基本的にはロンドンの美術館はフラッシュを使わなければ写真可なのですが、エキシビジョンは借り物だからでしょうか?撮影不可なことが多いです。
というわけで、美術初心者minazoが、備忘録程度に感想を書いていきます。(つい先日行ったのに記憶が危うい!覚えている範囲で。。)
印象派画家たち、モネ・シスレー・ティソ
睡蓮で有名なモネ。テムズ川シリーズという37枚の同じような絵を60代の時に制作したそう。全部、ぼんやりしたテムズ川×ビッグベン。もやもやした描き方は印象派の技法+イギリスの霧を表しているんだそう。今でもロンドンは空気が悪いと言われますが、当時、産業革命期のロンドンはそれどころじゃなかったらしい。
それにしても、このテムズ川シリーズを、高級ホテル・サボイに泊まりながら制作したらしい。なんと贅沢。文豪が高級旅館で執筆するみたいなものでしょうか。
そして、今回初めて知ったシスレー。まさに印象派のイメージそのものな、明るくて、野外で、境界線がない絵という感想。レガッタ(ボート?)レースの絵をよく覚えていて、筆のダイナミックさで船を漕ぐ躍動感などを表しているんだとか。そしてレガッタって、イギリスの伝統スポーツだったのだ、という学び。イギリスのオックスフォード大学VSケンブリッジ大学のレースも有名ですよね。風物詩みたいな。
最後に一番興味深かったジェームス・ティソ。
彼はイギリスの上流階級社会を描いた画家らしく、たしかに絵がどれも華やかで、時々少女漫画のような。女性に人気ありそうだなという雰囲気でした。たしかに野外のシーンは多いけれど、印象派らしくない、輪郭がはっきりしている絵でした。
特に気になったのが、小さめのボートにイギリス人(スコットランドの伝統衣装を着てた)軍人と、両脇に美女、という状況の絵。同じような構図の絵がいくつかあって、どういうことなのかすごく気になりました。説明文を読んでもわかったような分からないような。1つの絵には「男性はすごく悩んだ末、2人のうち1人の女性に決めたようだ。」と。え、もう1人の女性はこのあと船の上でどうするのだろう?ぼーっと過ごすの?というかこの状況は何?貴族の遊び?
アートにめちゃくちゃ詳しい中国人クラスメイト曰く、「よく分からないが、この女性たちはこれが職業だから、これでいいのだ」(?)とのこと。
そしてもう一点。ティソが上流階級の絵ばかり描いていたのは、パトロンに恵まれたかららしいです。フランスにいたころに、匿ってくれた富裕層の縁から広がったそう。同じ印象派画家の中には、一生お金に苦労した人もいるのに、やはりよく言う「人脈は大切」というのはこういうことなのか、と実感。
ちなみにティソはセントジョンズウッド(ロンドンで日本人がかなりたくさん住んでいるエリア)に豪邸を建てたらしく、その庭でパトロンたちとピクニックしている絵もありました。まだ豪邸残っているのかな、、見てみたいです。
復習したくなる印象派
今回も長くなってしまいましたが、あれですね。写真がないとよくわかりませんね。ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。
自分でもエキシビジョンを思い返してみて、もっと調べてみたくなりました。そして冬休みが終わったら美術の授業の先生にも質問してみようと思います。
では、クリスマス前に行ったテイトブリテンの印象派画家のエキシビジョンでした。
おわり。
本物のクリスマスツリーとシェパーズパイ作り
こんにちは。ゆるりとロンドン留学中の駐妻minazoです。
クリスマスは終わってしまいましたが、引き続きクリスマスの話題、クリスマスツリーの飾りつけ、そしてイギリス料理シェパーズパイについて書こうと思います。
イギリス人のお友達づくり
大学のコースに通うことにして良かったことの1つが、イギリス人のお友達が増えたことかもしれません。
子供がいない駐妻は、自分から積極的に動かないと、イギリス人のお友達を作るのは簡単ではないと思います。
語学学校には、もちろんですがイギリス人は先生しかいません。
そして駐妻といえど、我が家の場合、夫の会社つながりでイギリス人の奥さんたちとお友達になる流れはありませんでした。もちろん旦那さんの性格や働いている会社によると思いますが、子供がいない駐妻で夫の同僚のイギリス人奥さんとお友達のようになっている話はあまり聞かないような気がします。
ネットで募集されているLanguage Exchangeイベントも手軽だし楽しそう。なのですが、ネガティブな噂のイメージが先行してしまったり。もちろん真剣に日本語を学びたくて参加している人もいるはずなのですが。ただ、大学のオリエンテーションでも「巷のLanguage Exchangeは危ない。”安全”な大学内で探しなさい。」と言われたので、やはり何かあったのかな、などと考えてしまう小心者minazo。
そんな中で、私はイギリスに留学していた日本人友達づてでお友達を探したりしていました。しかし、仲の良かった2人のお友達がなんと日本で働くことになってしまい(!)、イギリス人のお友達欲しいなと考えていたので、大学でのイギリス人友達との出会いは嬉しかったです。
前置きがとても長くなりましたが笑、つまり今回は大学のLanguage Exchangeで出来たお友達のおうちに遊びに行った話です。
日本語を勉強していて、日本に1年留学していたお友達は日本語もとても上手だし、コミュニケーションもちょっと日本人ぽくて(きっと合わせてくれてる)、とても安心するしいつも楽しい。油断するとつい日本語で話してしまうので、頑張って英語でも話すようにしなければいけないと気をつけています。。
クリスマスツリーにオーナメントを飾る
イギリスのクリスマスツリーは本物の木を使うことが多いようで、ガーデニングショップはもちろん、道端とかで木が売っています。日本人の駐在員家庭でも、ちゃんとしている方は木を調達されていたり。(我が家はめんどくさがってしない、、笑)
お邪魔したお友達のおうちも本物の木のツリーを用意していて、オーナメントの飾りつけを手伝わせてもらいました。
楽しい!
子供の頃に家のツリーを飾ったのが懐かしいです。そしてけっこう奥深い飾りつけ、、バランスよくしようと考えつつ、おしゃべりしつつ、のんびりやっていたら、あっという間に時間が経っていました。お友達の小さい頃から集めたオーナメントそれぞれの思い出を聞いているのも楽しかったです。
これは、オーナメント収集にはまっている方の気持ちが分かる気が。。
集めるといえば、お友達のお父様が絵画の収集家だそうで、大量の絵が。特に浮世絵コレクションがすごくて、お家の中なのであまり写真は、、と思いつつ、いいよと言ってもらったので記念に少しだけ撮らせてもらいました。
シェパーズパイ作り
本当はシェパーズパイ作りもお手伝いする予定が、心優しいご家族にゲスト扱いして頂き特に戦力になれず、、。
ツリーにオーナメントを飾り終わったら、すでに完成していて、頂いただけとなりました。笑
初めて食べたシェパーズパイ、とても美味しかったです。
シェパーズパイは、パイという名前ですが、ひき肉+マッシュポテト+チーズで焼く、グラタンみたいなイギリス料理。
ちなみに、ひき肉がラムだと「シェパーズパイ」、ビーフだと「コテージパイ」というらしい。
感謝、、
もはや学生がホームステイ先で提供されるような、伝統料理&文化体験のような一日を経験させてもらい、本当に感謝でした。帰りは帰りやすい駅まで車で送ってもらったりもして。。前から感じではいたけれど、イギリス人優しい。。
ということで、学校お休み期間、引き続きロンドンでのクリスマスを楽しんでいます。
もうしばらく、クリスマスねたが続きそうです。
おわり
コートールドギャラリーとサマセットハウスのクリスマスツリー
こんにちは。ゆるりとロンドン留学中の駐妻minazoです。
試験期間が終わり、これまで地味に暮らしていた分を取り戻すべく(?)、ロンドンのクリスマスを楽しもうとしております。
というわけで今回は、サマセットハウスとコートールドギャラリーについて書きます。
アートにめちゃくちゃ詳しい中国人クラスメイトが誘ってくれて知ったコートールドギャラリー。そのお友達は来年からアートの大学院コースに通う予定で美術館大好き。いつもアートのクラスでは先生を凌駕する勢いで、もはや教える側?というレベル。。
ちなみにコートールドギャラリーはロンドンの美術館ではめずらしく有料。しかしアート大好き中国人はなんと年パスを持っていて、1名までゲストを無料で招待可能!ということでお供させてもらいました。
歴史的建築サマセットハウス
GoogleMapで見ると、サマセットハウス、コートールドインスティトゥート、コートールドギャラリー。なんだか全部一体化していてよく分からなかったので調べました。
サマセットハウスは、テムズ川沿いにある16世紀に建てられた建築物。かなり広い。
サマセットハウスの中には、政府機関、教育機関、レストランなど、色んな施設が入っていて、その中の一つがコートールドインスティテュートという、ロンドン大学に属している研究機関。カレッジなので大学のように学生として学べるものの、アート大好き中国人クラスメイト曰く、年間10人程度しか入学できないという超難関校。英語がハードルになる留学生にはさらに難易度が高く、神のような存在とのこと。世界の有名な美術館の館長はこのコートールドカレッジの卒業生が多いらしいです。
そして、そのコートルドインスティテュートが所属している美術館としてコートールドギャラリー、という構造になっていたのでした。
さて、サマセットハウスは冬になると中庭にスケートリンクができるのが名物となっているそう。そして、今年はそのスケートリンクの前に、有名な紅茶屋さん「フォートナム&メイソン」のクリスマスツリーが!
フォートナム&メイソンの緑とサマセットハウスの屋根の緑が合っていてとてもかわいい!そして割と朝早くいったのですが、すでにスケートしている人多数!人生楽しんでいるなあと感じます、、。
印象派の名作たちそしてゴッホ発見
印象派云々と偉そうに言っていますが、私minazoは美術初心者です。でも、そんな私も驚くなんと一目瞭然なゴッホをさっそく発見!
耳を切った自画像。
どうしても想像してしまって、痛々しく見えてしまいますが、、。奥の方には日本の芸者&富士山の浮世絵が描かれています。ゴッホは浮世絵を気に入って、自分の作風にも取り入れたらしいですよね。
ゴッホが描いた日本の風景。右奥に富士山を発見。
そして、次はコートールドギャラリーにあるルノワール作品で一番有名らしい「桟敷席」という画。
タイトルとぱっと見の印象から、「お金持ちのフランス人夫妻が観劇をしているんだなぁ」と見ていると、アート大好き中国人クラスメイトが解説をしてくれました。
実はこの絵については議論がされていて、実はルノワールがこの時代に流行っていた娼婦・妾制度を批判しているという説。
女性の服やお花が、実は安っぽくて少し下品なもので、男性の奥さんとは思えない。男性はオペラグラスを使っているけれど、舞台の方でも女性の方でもない何かを探している。それが「次のターゲットにする若い女」だとかなんとか。。
そういわれると確かにそう思えてしまう美術初心者minazo。気になって日本語で調べましたが、そういうゆう解説は特に見つからず、まあ一説程度なのでしょうか。でも興味深い。
ちなみに、ナショナルギャラリーにもルノワールの、「初めての外出」という同じく観劇をしている絵があったのを思い出しました。改めてネットで見ると、たしかに「初めての外出」の女の子の見た目の方が上品な感じがするような、、露出が少ないし。
そして、マネの「フォリーベルジェールのバー」
コートールドギャラリーのウェブサイトや紹介動画にも出てくる代表的存在。これまたルノワールの作品と同じような議論がされているとかしないとか。(アート大好き中国人クラスメイト談)
たしかにバーと言いつつ、説明文には「男性が売春婦を選ぶ場所」と書いてあります。なんと直接的、、。
正面を向いている女性と後ろを向いて男性の相手をしている女性は実は同一人物で、構図が意味不明になっているのが特徴だそう。
笑顔で男性の相手をしつつこちらを見ている表情(悲しげ&やるせなさげ)が本心、ということなのでしょうか。
というわけで、小規模と聞いていたコートールドギャラリーですが、一つ一つが印象深かったからか、とっても見ごたえがあって満足でした!
想像以上に楽しかったコートールドギャラリー
サマセットハウスのクリスマスツリー効果もあってか、とても楽しい思い出となったコートールドギャラリー。やっぱり詳しい人のお話を聞きながら回ったのもよかったかもしれません。
絵画を見ながら、あれこれ推測するのも面白かったです。特に私は絵画の技法とかが分からないので、絵に反映されている歴史背景とか文化が分かると楽しいという気づき。
そんな中私が謎に思ったこと。
ルノワールもマネも売春を皮肉・批判しているとしたら、彼らのパトロンはどう思ったのか?画家にはパトロンがいて、そのパトロンはかなりの確率で妾とか娼婦との関係があったのでは?としたら、画家はその人たちを批判していいの?支援してもらえなくなるのでは?パトロンは皮肉に気づいていなかった?実は別に皮肉の意味なんてなかったのか?
ふむ。今度アート大好き中国人の意見も聞いてみよう。
今回は時間の関係で聞けなかったのですが、コートールドインスティテュートの学生が解説してくれる時間帯もあるみたいで、一度聞いてみたいなあ。解説ももちろんだけど、いったいどんな人が10人に選ばれているのかも気になります。笑
今回もついつい長くなってしまった。読んでいただきありがとうございました。コートールドギャラリーの絵画たちとサマセットハウスのクリスマスツリーの思い出でした。
おわり
ウィンターワンダーランドでロンドンのクリスマスを楽しむ
こんにちは。ゆるりとロンドン留学中の駐妻minazoです。
クリスマスシーズン真っ只中ということで、今回もロンドンのクリスマスについて書きたいと思います。
実はこの日はすべての試験が終わった日でして、もうにやけが止まらず、何をしていても楽しい状態。ということで、3か月間同じクラスで過ごしたグルジア人のお友達とウィンターワンダーランドに行くことに。
私が通っているコースは3か月1タームとして区切られていて、ターム数も自由に選べるため、なんとグルジア人のお友達はこの年末で卒業。ロンドンから母国へ帰ってしまうのです。お別れが近づくさみしさ+試験終わりの解放感という複雑な感情(言い過ぎ)で過ごしたウィンターワンダーランドなのでした。
巨大移動式遊園地・ウィンターワンダーランド
ウィンターワンダーランドは、ロンドンの真ん中ハイドパークにクリスマスシーズンだけ現れる移動式遊園地+クリスマスマーケットです。
実は初めて行ったのですが、思っていた以上に広くて本格的な遊園地。音楽も賑やかだしキラキラだし、まさに試験終わりで浮かれていた私たちに最適。笑
ウィンターワンダーランド内にはクリスマスマーケットも
ウィンターワンダーランドは、中を歩いてみるとほぼ遊園地メインなものの、クリスマスマーケットっぽい一角もありました。
というわけで、写真を撮ったり、ホットチョコレートを飲んだり、のんびりしゃべりながらぐるっと見て回っただけでもかなり楽しめました!
実はこのあとごはんに行く予定でして。意外と時間が経ってしまい、なんと乗り物は試せず。乗り物以外にも氷の彫刻や、全部氷でできたパブ(気になる)など色々あるみたいなので、今年中にもう一回くらい行ってみようかなと思っています。
が、まずはウィンターワンダーランドがどんなものか見ることが出来てとっても満足でした。ちなみにウィンターワンダーランド、入場するだけなら無料、アトラクションに乗るごとにお金を払う仕組みなので、気分を味わうだけなら気軽に何回でも来れるのです!
というわけで、今回はロンドン冬と風物詩といわれるウィンターワンダーランドの思い出でした。
次回以降も、もう少しクリスマスネタを書きたいと思います。
おわり
歴史都市ウィンチェスターのクリスマスマーケットに日帰り旅行
こんにちは。ゆるりとロンドン留学中の駐妻minazoです。
半年の勉強期間の半分が過ぎまして、冬休みに入りました。この3か月にあったことをなるべく冬休み中に書きたいと思います。
というわけで、ちょうどクリスマス前なので、クリスマスっぽい話題から。
ロンドンからウィンチェスターへ日帰り旅行に行ってきました!
ここ数週間、試験が近づき学校と家の往復だった期間に「ロンドンを飛び出して郊外にでかけたい。」という気持ちが高まり、日帰りで行けそうな場所をこつこつ調べていました。
・初めて行く場所がいい
・自然がきれいなところは春夏にとっておきたい
・夫の体力は老人並み(長時間移動が厳しい&人混み不可)
これらの厳しい条件をクリアして選ばれたのが、ウィンチェスター!というわけで、今回のブログではウィンチェスター観光と、ウィンチェスター大聖堂でやっていたクリスマスマーケットのことを書こうと思います。
古代イングランドの首都ウィンチェスター
ウィンチェスターは、中世の雰囲気あふれる歴史都市でした。
イギリス史初心者のぼんやりとした情報ですが、、アングロ・サクソン人たちがイギリスに上陸していくつも王国(7王国)を作ったうちの1王国の首都。だいぶ国の在り方が変わっていますが、つまり「古都」という存在かなと。
ロンドンの街並みも歴史的だと日々思っていますが、ウィンチェスターの歴史は一段階さらに古いと感じました。
ウィンチェスターは観光名所が、何というかとても渋いです。最初に行ったのがThe Great Hallという古代の城が残った一部なのですが、バッキンガム宮殿とか、ウィンザー城など、キラキラ!豪華!な感じとは一線を画した渋さ。何といっても1067年創建。1000年代、、ってなかなか遭遇しない古さですよね。
そして有名な円卓。アーサー王が戦略会議をしたという伝説をもとにつくられた円卓。この円卓会議スタイルによって、アーサー王の仲間たちは円卓の騎士団と呼ばれているらしい。ちなみに円なのは皆が平等に意見を言えるために、というとても民主主義的な机。机と言っていいのかというくらい大きくて1トン以上あるらしいです。
さて、ウィンチェスターでのランチ。
お魚を食べました。ロンドンよりだいぶ海に近いので海鮮が美味しいのでは、ということでシーフードのお店に行きました。鯛のグリルを食べたのですが、日本の鯛の塩焼きという味で、めでたい気分に。上に載っているピクルス的なものがお漬物的な味ということもあって、完全に和食でした。
ちなみにサイドはポテトのチップスとポテトのグラタン。ポテト。。
ウィンチェスター大聖堂のクリスマスマーケット
ウィンチェスター一番の観光名所ウィンチェスター大聖堂&その前で開催されていたクリスマスマーケットにも行ってきました。
ちなみにウィンチェスター大聖堂は、全長がイギリスで一番長いのが特徴らしいです。
しかし、この時すでに不穏な気配が。冒頭で書いたとおりの夫の体力(老人並み)がそろそろ限界に。やはり冬のイギリスは寒いですしね。そして小さな街だと思って油断していたら、クリスマスマーケットへの人が、予想以上にすごくて完全な人混み。
でもせっかくロンドンから来たので、クリスマスマーケットも回ってきました。
というわけで、一通り見て回りました!クリスマスの音楽、色んな甘い匂い、キラキラ、、もう、、これぞクリスマス。
さて実は、ウィンチェスターには他にも、古城の遺跡、名門パブリックスクール(貴族とか王室の方が行くような学校)など、もう少し観光地があったようなのですが、夫が屍になりかけていたため、これにて終了となりました。笑
ウィンチェスター日帰り旅行まとめ
今回はウィンチェスター日帰り観光、そしてウィンチェスター大聖堂のクリスマスマーケットについて書きました。
イギリス史好きの方はもちろん、ロンドンと違う雰囲気を楽しみたいけど主要なところはもう行ってしまった、という方にぜひおすすめしたいです。ロンドンから1時間ちょっとで行けますし、小さい街なので歩いてすべて回れるのもよかったです。※ただし、、中世の街並みも歴史も全然好きじゃない方にはちょっときついかもしれません。誰もが知ってる有名な見どころがあるわけではなくて、すべて渋めなので。笑
そして今回のウィンチェスター日帰り旅行、個人的にはクリスマスマーケットに行けたのが嬉しかったです。実はこれくらいの大きめのクリスマスマーケットに来たのは初めてでした。(去年もロンドンにいたはずなのに!)本場のドイツに行くほどの熱意はないけれど、ヨーロッパのクリスマスマーケット一度は行ってみたいな、と思っている方にぜひ行ってみてほしいです。ロンドンにちょこちょこあるクリスマスマーケットより規模は大きいし、大聖堂の前というのもあって、雰囲気がとっても素敵でした。
ということで、ウィンチェスター日帰り旅行の思い出でした。
今回に続き、しばらくクリスマスシーズンのことを書いていきたいなと思います。
おわり
ロンドンで朝食を食べるシリーズ : ハロウィン仕様Balthazarのパンケーキ編
こんにちは。ロンドン留学中駐妻minazoです。
前回のブログは、すごい勢いですごい文量書いてしまったので、今回は軽い記事を心がけたいと思います。笑
ロンドンでの朝食
じつは私minazo、元々朝ごはんが大好きでして。。
「いつかティファニーで朝食を」を愛読していて(ロンドン来てから読めてない。続きを読みたい。。)、出てきたお店を巡ったりもしていました。
なので、ロンドンでも朝ごはん会が開催できて本当に嬉しいのです。
ちなみに開催のきっかけは、私のゆるーい留学とは違ってちゃんとした大学院留学をしているお友達。
課題で忙しい中でも会う時間を作ってくれるということで、朝食を食べようとなり、朝から活動できそうなメンバー3人で集まりました。
ハロウィン仕様が可愛かった
お友達がTimeoutの記事から探してくれたBALTHAZAR。ちょうどハロウィンシーズンだったので、入り口が可愛い。
マイフェアレディの舞台で有名なコベントガーデンにあって、店内もイギリス感がすごくあるので、観光の時にもおすすめです。
イギリスのパンケーキ
BALTHAZARのパンケーキは日本人がイメージするパンケーキに近い気がしました。美味しい!!
完全なる私調べですが、イギリスでパンケーキを食べると、
- 生地がクレープみたいに薄くてもちもちでパンケーキって感じじゃない
- ベリー系のフルーツがもりもりで酸っぱい
- 甘みが足りない?味がない?
といった事件が発生することがあります。笑
BALTHAZARのは、それなりの厚みがあって、シロップもたくさんかかっていて嬉しかったです。
店内にはバーカウンターや魚カウンター(?)まであって、ただのカフェだと思いきや、けっこう広いお店でした。
さて、今回はこの辺で終わりにしておきます。笑
ロンドン朝食シリーズも、今後続けていきたいと思います。
おわり。